離婚に関しての気になるデータをいくつか紹介いたします。
現在の日本では、年間を通して離婚をする夫婦の数がその年ごとに増減しますが、離婚率は戦後から増加傾向にあります。
現在の離婚率は、夫婦3組のうち、1組が離婚をしているという報告もあります。
そしてこの離婚をする夫婦を見ると、結婚してから1年以内で離婚する夫婦の数が増加していることが判りました。
この数字は世界各国の離婚率と比較してもかなり多い部類に入るといわれています。
また、結婚歴が20年以上の熟年離婚をする夫婦も増えており、1つの社会問題として取り上げられることもあります。
これら離婚率が高くなっていくなかで、離婚に至った理由について調べてみると、離婚理由についても変化が起っていることに気がつきます。
離婚理由としてもっとも多いのが、「性格の不一致」であり、この性格の不一致により離婚は全体の3分の1以上もあります。
次に多いのが異性関係や金銭問題、暴力といった理由になります。
そして、離婚を考えている人の中でもっとも多い相談の内容というのが、経済的な問題についての相談が増えているようです。
特に女性がこの経済的な問題の相談をされる方が多く、次に多いの育児や家事といった家のことを夫がしてくれないことに対しての相談があります。